
はじめに
納期に追われ、資格勉強に追われ、時間が足りない毎日を過ごしていませんか?
それでも決して睡眠時間を削ってはいけません。
今回は、睡眠の重要性と、睡眠の質を高める方法を紹介します。
睡眠不足の重大なリスク

ペンシルバニア大の研究で、6時間睡眠を14日間続けると、
2日間徹夜した状態と同じパフォーマンスになるという研究結果があります。
睡眠時間を削って、ゾンビ状態になるくらいなら、
しっかり睡眠をとって仕事をした方が、生産性が圧倒的に高いです。
また、睡眠不足によって、免疫が下がり、病気にもかかりやすくなります。
喫煙よりも病気のリスクが高まるというデータもあるようです。
完全なショートスリーパーでない限りは、
睡眠時間は必ず7~8時間は確保するようにしましょう。
それでも睡眠時間を確保できないという人のために、
「睡眠の質」を高める方法を紹介していきます。
睡眠の質は、睡眠導入前90分で決まる!

睡眠の質は、睡眠導入前の90分で決まります。
次の2つの行動を心掛けるだけで、睡眠の質は向上します。
睡眠の90分前に入浴をする
一度体温を上昇させ、放熱するときに眠気はやってきます。
つまり、睡眠の90分前に入浴をすませるのがベストです。
また、できれば靴下は脱ぐようにしましょう。
放熱は手と足から発生します。
靴下を履いていると放熱の妨げになるので、
裸足で眠るように心掛けましょう。
睡眠の90分前から脳の覚醒を抑える
脳が覚醒状態だと、体温が下がりにくくなります。
寝る90分前からスマホやゲーム画面を見るのは避けましょう。
部屋を真っ暗にして、深呼吸を習慣にするとよいです。
このとき、息を吸うことよりも、たっぷり吐くことを意識すると良いです。
体が脱力し、リラックス状態になるので、脳の覚醒も抑えられます。
お昼寝について

次は、お昼寝についてです。
お昼寝は毒にも薬にもなるので、
以下の二つを注意して、生活してください。
30分以内の昼寝は脳に良い
認知症患者の習慣を研究したところ、
30分以内の昼寝の習慣がある患者は、昼寝の習慣がない患者に比べて、
認知症の発症率が7分の1だったという研究結果が出ています。
15分~30分昼寝を挟むことで、頭がすっきりし、仕事もはかどります。
1時間以上の昼寝は認知症のリスクを高める
ここで注意して欲しいのが、1時間以上の昼寝です。
1時間以上の昼寝の習慣がある患者は、昼寝の習慣がない患者に比べて、
なんと発症率が2倍という研究結果が出ているのです。
こうなると、昼寝はしない方がマシです。
長時間の昼寝は夜の睡眠の妨げにもなるので、メリハリを持った休息をとりましょう。

温かい飲み物は脳を覚醒させる
よく眠る前には、ホットミルクなどの温かい飲み物が良いとされていますが、
温かい飲み物は、脳を覚醒させてしまいます。
温かい飲み物は、昼寝が終わった後や仕事中に眠くなったときに飲むようにしましょう。
おわりに
闇雲に頑張ってしまうと、逆に生産性が下がってしまうのが難しいところです。
1日の計画を立てるときは、睡眠の時間から確保するようにしていきましょう。

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