【要約】動かして学ぶ! Python Django開発入門 ~はじめてのWebアプリ制作~【書評】

Django
書評 要約 動かして学ぶ python django 開発入門
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この記事の最終更新日: 2020年11月18日

要約 書評 動かして学ぶ python django 開発入門 Webアプリ制作

以前の業務では主にJavaを使っていましたが、
将来的にPythonを使っていきたいと考えているdaigoroです。
Pythonのポートフォリオを充実させるために手に取ったこの書籍が
非常に良著だったので、皆さんにもご紹介させていただきます。

おすすめ度

4.3 out of 5 stars (4.3 / 5)
良かった点

・質の高い成果物ができるので、ポートフォリオ作成に役立つ。
・ローカルで完結せずに、無料サーバーをレンタルし、
 AWSやGitBucketを使って本番運用できる。
・非常に噛みごたえのあるボリュームだが、
 簡潔にまとまっているので読みやすい。

悪かった点

・ボリュームが多いのでそれなりに覚悟が必要。
・Pythonやその他の基礎知識やがある事が前提なので、
 初めてPythonに触るという人には厳しい内容。

この本のあらすじ

この書籍は、フルスタック(環境構築からリリースという、最初から最後まで)で
Webアプリのプログラミングをしている人向けに、
WebフレームワークDjangoを使った開発方法を教えてくれる入門書です。

注意

以下の知識がある読者前提で説明されているので、最低限抑えておきましょう!

・HTMLとCSSで簡単なWebページが作れること
・Pythonの基礎を知っていること

(変数、関数、クラス、for文、if文、リストなど)
・Linuxの基本的なコマンドを知っていること

この本の構成

全13章構成でなかなかボリュームがあります。
非常にやりごたえがあり、腰が引ける人もいるかもしれませんが、
無作為にいろんな書籍や学習サイトに手を出すよりも、
この一冊をやり遂げる方が遥かに有意義です。

気合いを入れて取り組んでいきましょう。

  1. Webアプリ開発の基本方針
  2. Webアプリの仕組みと必要なソフト・サービス
  3. Djangoの基礎知識
  4. Webアプリ画面の設計方法について
  5. DjangoでWebアプリトップページを作る
  6. バージョン管理システムでWebアプリを管理する
  7. Webアプリにトップページの見栄えを良くする
  8. Webアプリに問い合わせフォームを追加する
  9. Webアプリにメール送信フォームを追加する
  10. Webアプリに認証(ログイン)機能を追加する
  11. アプリのメイン機能を実装する
  12. クラウド(AWS)を使って本番環境構築
  13. 独自ドメインとセキュリティ対策を施す

この本のポイント3つ

フルスタックでWebアプリ開発を学べる

Webアプリの作成はあくまで部分的です。
かんたんな設計、Djangoのインストール、テキストエディタのインストール、
DB(postgreSQL)のインストール、リモートリポジトリの作成(BitBucket)、
AmazonAWSの利用、URLのHTTP化、、、
現代のWebアプリ開発で必須と言ってもいいほど重要な、
これらすべての知識を習得できるのがこの書籍のポイントです。

カラーイラスト、図、表を駆使して解説してくれるので、
つまづきにくいように工夫してくれます。

ポートフォリオ作成に役立つ成果物が作れる

上でも述べましたが、実務で使われている環境に限りなく近い開発を学べます。
この本で完成させたアプリを少しアレンジするだけで、
ポートフォリオ(自分の作品集用ホームページ)に載せられるレベルです。
学習時間の短縮になるのが魅力的に感じました。

Djangoの基本が学べる

当然ですが、Pythonで最も使われているWebフレームワークのDjangoを使えるようになります。
今後需要が伸びると予測されているPythonと、
Webアプリの開発速度を加速させるWebフレームワークのDjangoを身につけることは、
非常に良い自己投資だと思います。

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