この記事の最終更新日: 2023年4月5日
皆さんこんにちは。daigoroです。
今回はXAMPP(ザンプ)、MAMP(マンプ)、LAMP(ランプ)の違いについて解説していきます。
![XAMPP,MAMP,LAMP](https://i0.wp.com/yurupro.cloud/wp-content/uploads/2020/11/aaaaaq.jpg?resize=1024%2C576&ssl=1)
そもそもXAMPP、MAMP、LAMPとは?
どのプログラミング言語においても言えることですが、
Webアプリケーション開発の実行環境を準備するには手間がかかります。
大きく分けると、OSの準備、ミドルウェア(Appachなど)、
データベース(MariaDB/MySQLなど)の準備、
プログラミング言語自体の環境構築でしょうか。想像の通り、
全部準備するのは面倒かつ時間もかかります。
しかし、そんな面倒な作業をまとめて一発で完了してくれるのが、これらの、
XAMPP、MAMP、LAMPのなので3つのソフトウェアなのです。
このように、面倒な作業をまとめて一発で完了してくれるソフトを、
パッケージソフトウェアといいます。つまり、
XAMPP、MAMP、LAMPはパッケージソフトウェアなのです。
しかも無料です。
これらのパッケージソフトウェアの名前は、用意する環境の頭文字から来ています。
XAMPPの頭文字
![XAMPPとは](https://i0.wp.com/yurupro.cloud/wp-content/uploads/2020/11/11aaa1asasaaaa.png?resize=1024%2C258&ssl=1)
XAMPPの頭文字はそれぞれ以下の通りです。
X-クロスプラットフォーム(様々なOSで動作するということ)
A-Appach(HTTPサーバ)
M-MariaDB(MySQLの上位互換のデータベース。ただし表記はMySQLとなっている)
P-PHP(HTMLに埋め込める、Web開発でよく使われるスクリプト言語)
P-Perl(サーバサイドのプログラミング言語)
MAMPの頭文字
![MAMPとは](https://i0.wp.com/yurupro.cloud/wp-content/uploads/2020/11/11aaa1asasaaassa.png?resize=1024%2C278&ssl=1)
MAMPの頭文字はそれぞれ以下の通りです。
M-MacOS(&Windows 一応Windows版も配布されている)
A-Appach
M-MySQL
P-PHP
LAMPの頭文字
![LAMPとは](https://i0.wp.com/yurupro.cloud/wp-content/uploads/2020/11/1asasaaassa.png?resize=1024%2C278&ssl=1)
LAMPの頭文字はそれぞれ以下の通りです。
L-Linux
A-Appach
M-MySQL
P-PHP
こんな人はMAMPがおすすめ
・macOSを使っている
→macOS向けにつくられているので、macユーザーにとって使いやすいです。
・PythonやRubyの開発をしたい
→頭文字はPHPを意味していますが、PythonやRubyでの開発にも向いています。
簡単に環境を整えることができます。
・VisualStudioCodeで開発したい
→VisualStudioCodeとの相性も悪くないです。
以下の書籍も、MAMP&VSCodeで開発環境を整えています。
補足ですが、Windows版も配布されているので問題なく使用できます。
MAMPのダウンロードサイトはこちら
![](https://yurupro.cloud/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/fc8da6b7015c5cdfc2fb3f115bbfc466.png)
迷ったらとりあえずXAMPPで大丈夫
XAMPPはどのOSでも動きますし、古くから使われてきているので、
ネット上にドキュメントも豊富です。
また、統合開発環境のEclipseとも相性が良いので、
JavaでのWeb開発などでも活躍します。
迷ったらXAMPPを入れておけば大丈夫です。
XAMPPのダウンロードサイトはこちら
![ゆるプロ日記](https://i0.wp.com/yurupro.cloud/wp-content/uploads/2023/01/12245_paint.png?resize=100%2C100&ssl=1)
大阪のエンジニアが書いているブログ。
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