XAMPP、MAMP、LAMPの違い【Webアプリ環境構築】

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この記事の最終更新日: 2023年4月5日

皆さんこんにちは。daigoroです。
今回はXAMPP(ザンプ)、MAMP(マンプ)、LAMP(ランプ)の違いについて解説していきます。

XAMPP,MAMP,LAMP

そもそもXAMPP、MAMP、LAMPとは?

どのプログラミング言語においても言えることですが、
Webアプリケーション開発の実行環境を準備するには手間がかかります。
大きく分けると、OSの準備、ミドルウェア(Appachなど)、
データベース(MariaDB/MySQLなど)の準備、
プログラミング言語自体の環境構築でしょうか。想像の通り、
全部準備するのは面倒かつ時間もかかります。

しかし、そんな面倒な作業をまとめて一発で完了してくれるのが、これらの、
XAMPP、MAMP、LAMPのなので3つのソフトウェアなのです。
このように、面倒な作業をまとめて一発で完了してくれるソフトを、
パッケージソフトウェアといいます。つまり、
XAMPP、MAMP、LAMPはパッケージソフトウェアなのです。
しかも無料です。

これらのパッケージソフトウェアの名前は、用意する環境の頭文字から来ています。

XAMPPの頭文字

XAMPPとは

XAMPPの頭文字はそれぞれ以下の通りです。

X-クロスプラットフォーム(様々なOSで動作するということ)
A-Appach(HTTPサーバ)
M-MariaDB(MySQLの上位互換のデータベース。ただし表記はMySQLとなっている)
P-PHP(HTMLに埋め込める、Web開発でよく使われるスクリプト言語)
P-Perl(サーバサイドのプログラミング言語)

MAMPの頭文字

MAMPとは

MAMPの頭文字はそれぞれ以下の通りです。

M-MacOS(&Windows 一応Windows版も配布されている)
A-Appach
M-MySQL
P-PHP

LAMPの頭文字

LAMPとは

LAMPの頭文字はそれぞれ以下の通りです。

L-Linux
A-Appach
M-MySQL
P-PHP

こんな人はMAMPがおすすめ

・macOSを使っている
 →macOS向けにつくられているので、macユーザーにとって使いやすいです。
・PythonやRubyの開発をしたい

 →頭文字はPHPを意味していますが、PythonやRubyでの開発にも向いています。
  簡単に環境を整えることができます。
・VisualStudioCodeで開発したい

 →VisualStudioCodeとの相性も悪くないです。
  以下の書籍も、MAMP&VSCodeで開発環境を整えています。
補足ですが、Windows版も配布されているので問題なく使用できます。

MAMPのダウンロードサイトはこちら

Downloads - MAMP & MAMP PRO

迷ったらとりあえずXAMPPで大丈夫

XAMPPはどのOSでも動きますし、古くから使われてきているので、
ネット上にドキュメントも豊富です。

また、統合開発環境のEclipseとも相性が良いので、
JavaでのWeb開発などでも活躍します。

迷ったらXAMPPを入れておけば大丈夫です。

XAMPPのダウンロードサイトはこちら

Download XAMPP
Download XAMPP for Windows, Linux, and OS X. Older versions of Solaris are also available.

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