この記事の最終更新日: 2020年11月13日
そもそもインフラの意味
インフラとは、インフラストラクチャー(infrastructure)の略です。
意味は、生活や産業の基盤になる設備や施設のことです。
身の回りでは、上下水道やガスの設備や道路をインフラと呼んでいます。
Webシステムにおいては、Webシステムを支える設備のことをインフラまたはITインフラと呼んでいます。
Webシステムはアプリケーションとインフラの足し算
Webシステムを切り分けていくことで、インフラについて見えてきます。
そもそもWebシステムとはアプリケーションとインフラの二つで構成されています。
わかりやすく、レストランに例えてみましょう。
レストランは料理と飲み物だけでは経営できません。
必ず店舗と調理用の器材、テーブルや椅子などの設備が必要です。
サービスをアプリケーション、設備をインフラと置き換えると
想像しやすいかもしれません。
インフラはハードウェアとシステムソフトウェアの足し算
今度は、さらにインフラを分解してみましょう。
インフラは、システムソフトウェアとハードウェアで構成されています。
ハードウェアは、物理サーバというパソコン本体と、それを作るパーツや装置のことを指します。
(ハードディスクやメモリなど)
パソコンはハードウェアだけではただのガラクタです。
パソコンを起動して動かすには、OS(オペレーティングシステム)が必要です。
WindowsやmacOSは聞きなじみがあるのではないでしょうか?
また、ブラウザ(Chrome、Edgeなど)やソフトウェア(Excel、Word、Powerpointなど)、ゲームなどのアプリを動かすには、ミドルウェアというものが必要です。ミドルウェアはOSとアプリの仲介役です。
ミドルウェアがあるから、少々形状が違うパソコンでも平気でアプリを動かすことができるのです。
インフラはさらに細分化できる
インフラはさらに分解することができます。
今回は初心者向けの記事なので、これ以上は細分化しませんが、
興味がある分野は自分で調べてみると良いでしょう。
WebシステムのインフラはWebサーバ・APサーバ・DBサーバの三つが必要
基本的にWebシステムのインフラは、Webサーバ、AP(アプリケーション)サーバ、
DB(データベース)サーバの三つを立てる必要があります。
三台もPCを準備するのは大変なので、仮想化という技術を使って1台で賄うことが多いです。
仮想化については以下の記事で解説しています。
仮想化とクラウドについて興味がある方はぜひ参照してみてください。
インフラを学ぶためのおすすめ書籍
↓この本の書評
大阪のエンジニアが書いているブログ。
コメント