【Linuxコマンド】findコマンドが上手く動作しない時は、権限を疑ってみよう【find】

findコマンドが上手く動作しない時の解決法Linuxコマンド
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この記事の最終更新日: 2023年3月22日

権限はfindコマンドの結果に影響を与えることがあります。具体的には、検索対象のディレクトリやファイルへのアクセス権限が実行ユーザーに与えられていない場合、そのディレクトリやファイルは検索結果に含まれません。

ディレクトリに対する権限は次のようになります:

  • 読み取り権限 (r): ディレクトリ内のファイル名をリストすることができます。
  • 書き込み権限 (w): ディレクトリ内にファイルを作成、削除、リネームすることができます。
  • 実行権限 (x): ディレクトリ内のファイルを検索することができます。

findコマンドを実行する際に、実行ユーザーがディレクトリに対して実行権限 (x) を持っている必要があります。さらに、そのディレクトリ内のファイルを検索する場合、読み取り権限 (r) も必要です。

検索対象のディレクトリやファイルへのアクセス権限が不足している場合、権限を変更するか、sudoコマンドを使用して管理者権限でfindコマンドを実行することができます。

ただし、sudoコマンドを使用する場合は、慎重に操作してください。管理者権限で実行されるコマンドは、システム全体に影響を与えることがあります。

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