この記事の最終更新日: 2023年4月25日
--dev
オプションは、Yarn(Node.jsのパッケージマネージャ)を使用してパッケージをインストールする際に使用されるオプションです。このオプションを指定してパッケージをインストールすると、そのパッケージはプロジェクトの開発時にのみ使用されることを示すdevDependencies
に追加されます。
開発依存性(devDependencies
)は、開発時に必要なパッケージであり、本番環境では使用されません。これに対して、--dev
オプションを指定せずにインストールされたパッケージはdependencies
に追加され、これらは本番環境で実行されるアプリケーションの一部です。
例えば、テストフレームワークやリントツール、ビルドツールなどは、開発時にのみ使用されるパッケージであるため、--dev
オプションを使用してインストールします。
yarn add msw --dev
のコマンドは、msw
パッケージをdevDependencies
に追加し、開発環境でのみ利用できるようにします。これにより、本番環境のビルドサイズを削減し、パフォーマンスを向上させることができます。

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