この記事の最終更新日: 2023年4月26日
--save-dev
は、npm(Node Package Manager)を使用してパッケージをインストールする際に使用されるオプションです。このオプションを指定してパッケージをインストールすると、そのパッケージはプロジェクトの開発時にのみ使用されることを示すdevDependencies
に追加されます。
開発依存性(devDependencies
)は、開発時に必要なパッケージであり、本番環境では使用されません。これに対して、--save
(または省略)でインストールされたパッケージはdependencies
に追加され、これらは本番環境で実行されるアプリケーションの一部です。
例えば、テストフレームワークやリントツール、ビルドツールなどは、開発時にのみ使用されるパッケージであるため、--save-dev
オプションを使用してインストールします。
--save-dev
を使用してインストールするコマンドの例:
npm install msw --save-dev
このコマンドは、msw
パッケージをdevDependencies
に追加し、開発環境でのみ利用できるようにします。これにより、本番環境のビルドサイズを削減し、パフォーマンスを向上させることができます。
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