この記事の最終更新日: 2023年2月6日
Docker上でNode.jsのバージョンを管理できるようになったとはいえ、
ローカルで開発する必要がある方もいると思います。
そんな人たちのために、nodebrewというローカルのnode.jsのバージョンを自在に管理できる、
Nodebrewというツールを紹介します。(Macユーザ向け)
まずはNode.jsをアンインストール
今後node.jsのバージョンはNodebrewで管理していくことになるので、
いったんすでにインストールされているNode.jsはアンイストールしておきましょう。
ターミナルを起動させて以下のコマンドを実行します。
(未インストールの方は次に進みます。)
$ npm ls -g node // nodeが入っているか確認
$ npm uninstall -g npm // nodeをアンインストール
Nodebrewをインストール
次のコマンドでnodebrewをインストールしてください。
$ brew install nodebrew
nodebrewがインストールできたか、次のコマンドで確認します。
$ nodebrew -v
バージョンが表示されたらインストール完了です。
Nodebrew上でNode.jsをインストール
まず、以下のコマンドでインストールできるNode.jsのばージョンを確認をします。
$ nodebrew ls-remote
大体こんな感じの画面になります。欲しいバージョンがあるか確認します。
v0.0.1 v0.0.2 v0.0.3 v0.0.4 v0.0.5 v0.0.6
〜省略〜
v15.0.0 v15.0.1 v15.1.0 v15.2.0 v15.2.1 v15.3.0 v15.4.0 v15.5.0
v15.5.1 v15.6.0 v15.7.0 v15.8.0 v15.9.0 v15.10.0 v15.11.0 v15.12.0
v15.13.0 v15.14.0
v16.0.0 v16.1.0 v16.2.0 v16.3.0 v16.4.0 v16.4.1 v16.4.2 v16.5.0
v16.6.0 v16.6.1 v16.6.2 v16.7.0 v16.8.0 v16.9.0 v16.9.1 v16.10.0
io@v1.0.0 io@v1.0.1 io@v1.0.2 io@v1.0.3 io@v1.0.4 io@v1.1.0 io@v1.2.0 io@v1.3.0
io@v1.4.1 io@v1.4.2 io@v1.4.3 io@v1.5.0 io@v1.5.1 io@v1.6.0 io@v1.6.1 io@v1.6.2
io@v1.6.3 io@v1.6.4 io@v1.7.1 io@v1.8.1 io@v1.8.2 io@v1.8.3 io@v1.8.4
io@v2.0.0 io@v2.0.1 io@v2.0.2 io@v2.1.0 io@v2.2.0 io@v2.2.1 io@v2.3.0 io@v2.3.1
io@v2.3.2 io@v2.3.3 io@v2.3.4 io@v2.4.0 io@v2.5.0
io@v3.0.0 io@v3.1.0 io@v3.2.0 io@v3.3.0 io@v3.3.1
以下のコマンドでインストールを実行します。
({version}の部分は上記からコピペで変えてください。)
$ nodebrew install-binary {version}
例) v16.9.0をインストールする場合
$ nodebrew install-binary v16.9.0
なにかしらエラーが発生した場合
パスが通ってなくてエラーが発生する場合があります。そんな時は以下のコマンドを実行してみましょう。
$ nodebrew setup
インストールしたNodeを有効化(切り替え)を行う。
使うNode.jsのバージョンを有効化(切り替え)します。
一旦自分が今までインストールしたnode.jsのバージョンを確認してみます。
$ nodebrew ls
例)過去にv13.0.0とv16.9.0をインストールしていた場合の結果
//結果
v13.0.0 v16.9.0
current: none
current: noneだと、まだnode.jsが有効になっていないということです
使用するバージョンの有効化(切り替え)は、以下のように行います。
$ nodebrew use v16.9.0
そして確認します。
$ nodebrew ls
//結果
v13.0.0 v16.9.0
current: v16.9.0
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