この記事の最終更新日: 2025年5月19日
Gitを利用していると、気付けばローカル環境に不要なブランチが溜まってしまうことがあります。一つずつ削除するのは面倒なので、ここでは複数のブランチをまとめて削除する方法を紹介します。

複数のローカルブランチをまとめて削除
複数のブランチをまとめて削除するには、次のコマンドを使います。
git branch -d branch1 branch2 branch3
このコマンドは、指定したブランチがすでにマージされている場合のみ削除します。
未マージのブランチを強制的に削除
マージされていないブランチを強制的に削除する場合は、次のコマンドを使用します。
git branch -D branch1 branch2 branch3
こちらは強制削除のため、マージされていなくてもブランチが削除されます。作業内容が失われる恐れがあるため、削除前に本当に不要かどうかをしっかり確認してください。
リモートブランチの削除
リモートブランチを削除する場合は、次のコマンドを使います。
git push origin --delete branch_name
または
git push origin :branch_name
これにより、リモートリポジトリの不要なブランチを削除できます。削除前には、リモートブランチが本当に不要であることを確認しましょう。
ブランチ削除時の注意点
- 必ず削除前に、ブランチの内容が不要であることを再確認しましょう。
- 不安な場合は、削除前にリモートにプッシュしてバックアップを取っておくことを推奨します。
以上の方法で、効率的にローカルおよびリモートのブランチを管理して、快適なGit環境を維持しましょう。

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